呼び出しをくらった話

おちょみつさん、なんで呼び出されたか、
わかってますか?

あわびゅ!(心の叫び)

わ、わかりますぅん

どっちなの?

意識低い系代表取締役代理補佐見習い助手
の、おちょみつです、こんばんは。

今の職場の契約更新か、否か、
というシーンで、面談前の書類に、

あ、これ、結果には関係ないからねぇ〜

と書いてあったので、本音を書いてしまった僕。
が、しかし、そんなことは、なかったんです。
重要な参考文献だったんです。(多分)

よくね、今夜は無礼講だから、自由にいけn・・・

あれね、ウソ、ウソですよ。(笑)
そもそも、無礼講、って言ってる時点で、身分の
格差があるよね?

ホントに本音言ってみたらね、確実に、
後で怒られるから。(大人の世界)

話、もどしましょう。

なんで呼び出されたか、わかってますか?

こえぇぇぇ〜、ひぐちさん(仮名 女性)
すっごくキレイな人なんだけどさ、怖いんですよ、
あぁ、絶対この人元ヤンだよ、レディースの総長
やってた人だよ、金属バット片手にかかげて、
バイクで暴走してた人だよ、

顔はやめなよ、ボディ、ボディ、って、セリフを
リアルで言ってた人だよ、喧嘩の時に、カミソリ2枚
もってて、「2枚刃のひぐち」って呼ばれてたに違いない、

なんなら、鋼鉄のヨーヨーを投げてくるかもしれない

とか、考えながら、

あの〜、なんでしょう?

僕の目の前に、クリアファイルに入った、
エントリーシートが叩きつけられました。

ひでぶ!

自分の将来がかかってる大事な書類を、てきとうに
書かないでください、書き直してきてください

こえぇ〜、マジでこえぇ〜

言葉はていねいだけど、顔が、というか、
目が、怒ってる、多分彼女の心の中では、

こブタ野郎!さっさと採用されるように、
書き直してきな!ビシ!ビシ!(ムチで叩く音)
って感じだったんでしょう。

ごかいのないように言っておくと、
僕とひぐちさんは、仲が良いです。
というか、僕は大抵の人と仲が良いです。

は、はい、空気を読んだ僕は、新しいエントリーシート
を受け取り、総務を出て、作業に戻りました。

部署にもどり、同僚のすがもさん(仮名 女性)に、
エントリーシート書き直せっておこられた、と言うと、

(笑)かっこわらい、がダメだったんだよ〜(笑)
と言われました、やっぱ、そうなのか・・・

ちなみに、うちの部署は、女性が15人くらい
男性は僕ふくめて3人しかいません。(うろおぼえ)

翌日、面談があるので、帰ってすぐにエントリーシート
書き直し、美辞麗句の嵐。

この会社で働くことにより、会社の仲間、
関わる人たちや、お客様の物心両面の幸福を
追求することが、目標であり課題です。

って文章で締めました、目標であり課題です、
って、なんか意識高そうでしょ?

出勤して、総務の四代目スケバン刑事に
エントリーシートを渡すと・・・、
麻宮サキ(ひぐちさん)は、ざっと目を通し、

はい、OK

で、では、失礼しますぅ〜
と逃げるように総務を出てく僕。

そして、その日に面談、えらい人2人、
その横にスケバン刑事がにらみをきかせてる。
その眼光が僕に語りかける、

おまえ、変なこと言うんじゃねえぞ、
わかってるな!

こえぇぇ、僕はおとなしく、あたりさわりなく、
面談終了、結果は後日。

で、結果なんですが・・・・

ひぐちさんのおかけで社員登用されることに。

まぁ、バイトでも社員でも、肩書変わっても、
やることは変わんないんだけどね。

おわり〜

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