大泉洋さんと同い年の、おちょみつです、
こんばんは。
ドラマ「終わりに見た街」を観てしまいました。
はっきり言って、後悔しています。
めちゃくちゃ、後味悪いですよ。(笑、えないかも・・・)
ネタバレも含めて記事を書くので、
観たい人は読まない方がいいかも、ですが、
まぁ、観ない方がいいですよ。(笑)
僕の感想としては、3つ
1 もとがダメなもんは、アレンジしてもダメ
2 社会的証明の恐ろしさ
3 不条理にもほどってもんがあるだろよ
まぁ、ひさしぶりにドラマ観てガッカリしたし
観なきゃ良かったって思った作品でしたね。
1 もとがダメなもんは、アレンジしてもダメ
大泉洋さんが主演で、脇役の俳優陣も豪華、
脚本も宮藤官九郎さん、なんですが、
そもそも、物語が、ダメやん、って思いました。
んとね、例えるとですね、
一流シェフが、
良い食材で、
良い環境で、
料理をつくっても、そもそもレシピがダメだったら、
美味しいものは出来ないってことです。
あ、ちなみに物語はいわゆる「タイムリープ」ものです。
2024年から、終戦間近の日本へタイムスリップしてしまう。
主人公たちは東京大空襲の犠牲者を少しでも
減らそうとするのですが・・・
2 社会的証明の恐ろしさ
物語終盤で、子どもたちが変貌してしまいます。
それが、ものすごく怖い・・・
なぜ、あなた達(自分の親達)は、
国のために戦わないのか?と。
主人公たちは未来から来てるので、
これからどうなるか?を知ってるわけです。
それにタイムリープあるあるで、過去を変えすぎると、
自分の存在そのものが無くなるかもしれない。
しかし、子どもたちは違いました。
周りは、みんな戦ってるのに、
あなた達は文句言ってるだけじゃないか、と。
これ、社会的証明と言って、簡単に言うと、
みんなやってるんだよ〜ってこと。
これ、人をあやつる方法としてめちゃくちゃ威力あります。
これ、宗教とか会社とか学校とか
家庭でもありますよね?
最初は疑問を感じてても、周りがみな
やってるから、そのうちマヒしてきて、
疑問を感じなくなってしまう・・・
あな、恐ろしやぁ〜
3 不条理にもほどってもんがあるだろよ
えっと、めちゃくちゃバッドエンドです。
大泉さんが主演なので、コミカルな演出も
多々あったんですけど、それが余計に最後の
悲惨さを際立たせるという・・・
作者はこの物語をとおして、
何が伝えたかったんだろう?
爆撃に巻き込まれて、気付いたら、
瓦礫の山、廃墟、しかも現代でした・・・
で、ゆっくりと息絶える主人公・・・
僕は脚本を書いた本人ではないので、
あくまで、予測ですが。
平凡な日常→突然、何の脈絡もなく、核戦争が
起こってしまい、東京壊滅→主人公、突然、爆風に巻き込まれ、
重症、意識を失う→意識を失ってる間、終戦間近の日本に、
タイムスリップした夢を見る→終盤で、子どもたちが反抗したのは、8
なんで?あんた達大人は、こーなるまで放っといた?
という恨み節(かつ、主人公の罪悪感)→奇跡的に意識を
取り戻す、が、現在の東京が崩壊してることを知る
→重症なので、意識は朦朧としている、そして・・・
終わる・・・
良くないっしょ、大泉洋主演で、宮藤官九郎脚本なんだから、
お茶の間の皆さんは期待してたと思います。
最後まで観たお茶の間の皆さんは、テンションだだ下がり
だったそうです。(おちょみつしらべ)
それでも、観たいと思う人は、TVerで観れますので。
でも、後味むっちゃ悪いですよ。
おわり〜
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