自殺したハズなのに、なぜか崖を登っていた、
頂上につくと、見知らぬ3人がいて・・・
積読してた本をちょっとづつ読んでる
おちょみつです、こんばんは。
積読してた本を読んでみたシリーズ(え?)
の2回目は、「幽霊人命救助隊」です。
題名から察せられるとーり、小説です、
例によって、なぜ?この本を買ってしまった
のかは、覚えてません。(笑)
ざっくりストーリーを解説すると、
自殺した4人の人たちが、神様に、
自殺するとは、なにごとじゃぁ〜!
と怒られて、7週間以内に自殺しようとする
人たちを100人救え、そしたら天国へ
行かせてあげるよ〜、もし、ダメだったら、
この断崖絶壁で永遠に暇つぶしの刑だよ〜
ってことで、4人の幽霊が自殺しそーな
人たちを助ける、って話です。
4人とも幽霊なんで、
◯人には見えない
◯人にさわれない(すり抜ける)
◯モノを動かせない
そもそも、自殺しそうな人をどうやって
見分けるのか、っていうと、あるアイテムが
あって、まぁ、ドラゴンボールのスカウター
みたいなものです。
スカウターは戦闘力がわかるのですが、
幽霊たちが与えられたゴーグルをかけて
人を見ると、自殺しそうな人がわかるってアイテム。
はたして、4人は7週間で100人の命を救って、
天国へ行けるのか?
自殺志願者と一口に言っても、様々な動機があります。
◯孤独
◯麻薬中毒
◯鬱病
◯親の離婚と学校のいじめ
◯情緒不安定
◯介護疲れ
◯借金苦 などなど・・・
自殺しようと考える人の数だけ、
理由があるんですよね、それを、
どうやって、幽霊が救助してくのか?
で、幽霊に人命救助出来るんだったら、
人間は、もっと出来るって話で、幽霊たちは、
自殺を止める「きっかけ」は作ることが出来ても、
結局、実際に人を救うのは人なんですよ。
(ちょっと、ネタバレですね)
僕が思ったのは2つ
1 自分が自殺したくなったら、どうすべきか?
2 苦しんでる人を見かけたら、どうすべきか?
この小説には、そのヒントが描かれています。
1 自分が自殺したくなったら、どうすべきか?
早い段階で、他人に相談することにします。
他人、第三者から見ると、そんなに深刻でない場合が
多いし、解決策を知ってる、もしくは、解決策を知ってる人を
知ってる場合もあります。
別に、苦しんでることは、恥ずかしいことじゃないし。
相談する人がいなければ、Xに相談事を投稿するので、
その時はよろしくおねがいします。(笑)
2 苦しんでる人を見かけたら、どうすべきか?
声をかけますね、必ず、この小説を読んで、
そうしよう、って決めました。(笑)
声をかける時に、やってはいけない声かけが
あるんですよ。(おちょみつしらべ)
大丈夫ですか?
と、言ってはいけません。
大丈夫ですか?と問いかけると、人は反射的に、
大丈夫、と答えてしますからです。
たとえば、仕事してる時に、
大丈夫?
と言われたら、どう思います?
大丈夫じゃなくても、大丈夫って返さないと、
能力が足りない人って思われるんじゃないか?
って考えちゃうんですよね、だから、
大丈夫って返事しちゃう。
もう、大丈夫?って聞いてる時点で、相手が
大丈夫でないことはわかってるので、
何を手伝えばいい?
何に悩んでる?
どこが痛い?
何をすればいい?
って言葉をかけるように僕はしてます。
自分が自殺したくなる、もしくは、
自殺しそうな人に出会う可能性もあるんで、
読んでおいて損はないと思いますが、
エンタメとしても、とても面白い
小説でした。
この本を買っていた、過去の自分を褒めたいです。(笑)
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おしまい
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