いつからか番号だけで呼ばれてる、
おちょみつです、こんばんは。
ちなみに、僕は、
041798です。(バイト先の番号)
で、僕の番号はおいといて・・・
僕は飲食業ばかりやってたんですけど、
テーブルに、番号つけるんですよ。
そうじゃないと、仕事にならないですからね。
ほら、注文の料理出来たよ、あの、ハゲのさ、
後ろの席の太ったおっさんにもってって、
ではなく、3番テーブルにもってって。
の方が、働きやすいじゃないですか?
ホール(接客係)が、キッチン(調理係)
にも説明しやすいしね。
卓番の話で思い出すのが、当時、フレンチの店
でバイトしてた時の、ミネキュン(仮名 男性19歳)の話です。
当時、僕は、前職もフレンチで、とがった
店で働いてたので、まわりのスタッフは、ザコ
ばかりでした。(失礼)
オーダーを、自分だけ、フランス語で書いたり、
シェフとかに指示したりしてました、前の店が
閉店して、拾われた分際で、(笑)
で、バイトで入ってきたのが、
当時大学生のミネキュンです。
彼は、九州では、一番頭のいい大学と言われる、
九大の学生でした。(何学部かは忘れました)
が、160センチくらいで、かわいくて、
ジーマメ(まじめ)で、頭の良い子でした。(九大に受かってるからね)
とある日、お客さんが来店したら、ミネキュンが
対応してました、ミネキュンは、頭のいい子なので、
当時、僕が一番実力があるのを理解してたんでしょう。
一応、マネージャー的な人はいたんですが、
ホテル出身の、フレンチのことなど、何も知らぬ
ザコでした。(失礼)
たとえると、グリーンベレー出身で、実践積み重ねて、
修羅場くぐってきた僕と、自衛隊出身の官僚って感じ。
おちょみつさん、新規のお客さんで、予約ないんですけど、
どの席に案内しましょう?
・・・、おっさんと、若い娘2人、予約なし・・・
僕は一番手前の席の、21卓に決めました。
ミネキュン、21卓に案内して、僕、行くから。
はい、わかりました。
ミネキュンは、3人のお客様が待っている
ところへスタスタと行き、こう言いました。
お待たせしました、では、21卓へご案内いたします
え?ミネキュン、それ言っちゃう?お客さんに言っちゃう?
卓番言っちゃう?
言われたお客さんも、最初、ちょっとビックリしてましたけど、
まぁ、そりゃ、そうだよね、5卓にご案内します、とか、言われた
ことないよね?
でも、フレンチだからさ、まぁ、どこも良い席なんですよ。
ソファーでさ、仕切りがあってさ。
お客さんも、座った後は、
ほほぅ、ここが21卓かぁ〜、とか言ってたもん。(笑)
また別のエピソード。
土曜のランチタイム、忙しい時に、とある女性(お客さんね)
が、あの、今帰ったお客さん、帽子忘れていったんですけどぉ
と、ミネキュンにお客さんが言ったんですよ。
そん時、僕、ミネキュンのすぐ後ろにいて・・・、
彼から、信じられない言葉が発せられました。
はい、何卓のお客様ですか?
え?ミネキュン、それ聞いちゃう?お客さんに聞いちゃう?
卓番聞いちゃう?
バチコ〜ん!
自然に僕の手が動いて、ミネキュンのかわいい後頭部を
殴打してました。(ゴメンね)
卓番なんて、お客さんが知るわけねぇだろがよ〜
僕は、基本的にボケ、なんですけど、天然ボケに対しては、
突っ込まざるを得ないんですよね。(笑)
とある時代に、オレたちひょうきん族、って番組があって、
タケちゃんマン、ってコーナーがあって、たけしさんが、
ボケのはずが、さんまさんがボケすぎて、たけしさんがキレて
おれがボケなんだから、おれにツッコますんじゃねぇよ!
って場面があったんですけど、そんな感じです。(?)
でも、ミネキュンも、今では、多分、良い会社の、
良い立場にいて、部下に突っ込んでることでしょう。
ミネキュン、この投稿見てたら、なにか美味しいもの
おごってください、もちろん、21卓でおねがいね。
おしまい
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