日本の宗教問題に、鋭くメスを入れ・・・ない、
おちょみつです、こんばんは。(入れないんかい!)
あなたは何かの宗教に入ってますか?
僕は入ってません、が、父親がとある宗教の
そりゃもう、熱心な信者でした。
その宗教を、仮に、ナンミョウホウレンゲ教、
としておきましょう、あくまで、仮、ですよ。
とーちゃんだけが、熱心な信者で、僕もふくめ、
かーちゃん、姉、妹は、まったく興味が
ありませんでした。
興味がない、というか、子供なので、
そもそも、「宗教」というモノをまったく
理解してませんでした。
そして、かーちゃんは、とーちゃんの宗教活動を
子供から見てもわかりやすく、嫌がってました。
宗教活動、と、いっても、たいしたことではないです。
◯毎朝、仏壇の前に正座して「ごんぎょう」をとなえる
◯たまに、ナンミョウホウレンゲ教の仲間が家
(ボロアパート)に来て、話をする
そんだけです、かーちゃんは、ナンミョウホウレンゲ教
の仲間がうちに来るのがイヤだったようです、が、
その人達(っていっても2人)は、いつも、古いサンデー
やマガジンを持ってきてくれるので、僕は楽しみにしてました。
ボロアパートから団地に引っ越してからは、
ナンミョウホウレンゲ教の人は家に来なくなりました。
その代わり、とーちゃんは、日曜日に、「ざだんかい」
なるものに、僕だけを連れていくよーになりました。
集会場に大勢の大人が集まり、まず、みんなで
「ごんぎょう」を唱えるんですよ、ただ、5歳の僕は、
’ごんぎょう」を知らないので、ひたすら、
なんみょーほうれんげきょぉ〜、と、唱えてました、
なんか、サビしか知らないので、
サビばっかり歌ってる子供、って感じ。(笑)
「ごんぎょう」が終わると、順番に、
「せーこーたいけん(成功体験)」のはっぴょうかいです。
こんな苦しい、つらいことがあったけど、
「ごんぎょう」を唱えていたら、こんなことがあって、
今では、こうなりました パチパチパチ(大拍手)
僕は、とうちゃんのことは大好きだったし、
やさしくて、ジーマメ(真面目)な人だったけど、
大人になった今、思うのは、
子供をそーいうところに連れてっちゃあかんよ・・・
とーちゃんとは、高校を卒業して、家を出てからは、
一回も会うことはありませんでした。
(そのへんの事情は割愛)
家を出て、福岡で、ホテルでバイトしてる時、
ふたたびナンミョウホウレンゲ教と関わることに
なりました。
そのホテルの社員で、長門さん(仮名)という人と
話してる時に、どうしてそーいう会話になったのか
忘れちゃったんですけど、
あぁ、僕の父もナンミョウホウレンゲ教でしたよ
って一言がきっかけでした。
長門さんは、やさしい人だったんですけど、
それ以降、より僕にやさしくなりました。(笑)
僕は長門さんに誘われて、(とてもイヤでしたが)
20年ぶりくらいに、「座談会」に出席しました。
なんと、長門さんは、その地区の、青年部の、
一番偉い人だったんです、え〜、って思いました。
やっぱり最初に「勤行」を唱えるんですけど、
あいかわらず、僕はてきとーに、サビだけ唱えてました。(笑)
その時、僕は誓いました・・・
うん、もう2度と座談会には行かないようにしよう 笑
(勤行もサビしか知らないしね)
父がナンミョウホウレンゲ教だったので、特に偏見は
ないんですけど、世間一般の評判は、あまりよろしくない
コミニュティーなんだな、ということは理解してました、
そして、う〜ん、僕には合わないな、とも思いました。
ホテルのバイトを辞めても、たまに、長門さんから
連絡がありました。
その「たまに」っていうのは、そう、選挙前です。
ナンミョウホウレンゲ教は、某政党と、深いつながり
があるのです。
この人と、この人に投票してほしいんだよね・・・
政治にも、某政党にも興味がなかったけれど、
長門さんの頼みなら、と、2回ほど投票したことがあります。
まぁ、東京に来てからは、完全に
ナンミョウホウレンゲ教との関わりはなくなりました。
なんで、こんなことを思い出したのか?というと、
選挙前、TVerで、やたらと公◯党のCMが流れてたからです。(笑)
ラップのミュージックと共に、軽快に踊るダンサー達、
どセンターでダンスする、ゆるキャラ、最後に
ガッツポーズするおぢさん。
このCMに、いったい何の意味があるのか?
ナンミョウホウレンゲ教の信者や、◯明党を
支持する人は、百歩譲って
おぉ、われらが代表がCMに出てらっしゃる!
よし、選挙活動がんばろう!
と、思うかもしれない。(思わないか・・・)
じゃ、一般の人があのCMを観てどう思うかというと、
え?なんなの、このCM?意味わかんない(実際、意味がない)
じゃないんだろうか?
それどころか、公◯党に投票するのだけは
やめよう、と思う人すらいたかもしれません。
実際、CMに出てたおぢさんは、落選してしまいました。
僕とナンミョウホウレンゲ教の話は、
そんな感じ
おしまい
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